ときめき美術展 金賞受賞作品

第34回ぐんまときめきフェスティバル「ときめき美術展」金賞受賞作品

令和8年3月21日~23日を会期に開催した「ときめき美術展」で金賞を受賞した作品をご紹介します。

日本画洋画彫刻工芸写真 の6部門から2作品です。
 ※ 作品をクリックすると拡大表示されます。

日本画の部

審査員から一言(大井 美千子 「神聖な山」)
神聖な山の一瞬を重厚な美しい色彩で表現された秀作である。作者の祈りが伝わってくる作品である。
審査員から一言(森 廣子「妙義山(桜の里から))
満開の桜の奥に奇岸(きがん)をたたえた妙義の峰々がそびえている。きびしい冬を経て、うららかな春の気に、生きることの喜びがあふれている。作者の心と自然が照応した佳作である。

洋画の部

審査員から一言(女屋 貢「蓮の花」)
静かで心洗われるような作品である。深い緑の色調に覆われて蓮の花が凛と咲いている。構図は安定し、葉の形のとらえ方は実に的確である。奥行きも十分感じられ迫力のある作品に仕上がった。
審査員から一言(儘田 博雄「鏡の中の鏡」)
一見暗い背景に生花(いけばな)を描いたと見える。良く見ればそれをささえる花瓶は風景が映り、残像として描かれている。絵と現実が入り混じりありうるべき空間がそうでもナイものだと訴えている。描写力に納得感があり、絵画世界ならではの作品となっている。

彫刻の部

審査員から一言( 須賀 宏江「いとし子よ」)
母親が愛情深く、そして優しく赤ん坊を抱く姿を造形的に塊として捉えた秀作である。
審査員から一言(羽田 昌夫「隻履達磨大師」)
一見単純に見える達磨大師の姿から、孤独感、悲愴感が伝わってくるように思われます。興味深い作品です。

工芸の部

審査員から一言(篠原 次雄「重ね透かし編花籃」 )
竹の持つしなやかな特長を活かしつつ、堅牢な編み上げになっており、素晴らしい作品になっています。二重の透かしも効果的に用いられ、美しく仕上げられています。(欲を言えば持ち手の上の方のとめの部分がもう少し工夫されると良かった。)
審査員から一言(平野 政昭「蒼い煉瓦文壺」)
伝統的な造形で斬新的な形状を作り、調和のとれた色彩を出し、すぐれた経験を生かし、技術的にもすぐれた完成度の高い作品である。

書の部

審査員から一言(髙橋 弥生「白樂天詩」)
紙面を上手に使い、余白のとり方に工夫がみられます。墨量と力強い線質が素晴らしい作品となりました。
審査員から一言(塚越 洋子「東の」 )
料紙も美しく作品にとてもあっております。
二行書きも仲々むずかしいものですが濃淡がうまくだせていてまず紙質が強くしっかり書かれておりすばらしいお作品です。

写真の部

審査員から一言(坂本 昇「寄り添う」 )
「寄り添う」丹頂の作品は多いが、表現の目的が明確であたかも感情があるかのように表現されている点が一味違う。二羽の形も微妙に変化があり、余分なものを廃した構成で格調高い作品になった。
審査員から一言(角田 侃男「心頭滅却を体感」 )
「心頭滅却を体感」火の赤が際立つ時間での火渡り、しかもモデルが子供だった事も新鮮で、表情からも熱さが伝わってきて微笑しい良いスナップになった。